夕萩心中/連城三紀彦
ミステリ好きな友達に勧められて、初めて連城三紀彦の本を読んでみました。
昔の書生さんの回想記のようで、話を聞いているかように、どんどん読み進めていってしまった。最後のどんでん返しも「そういう真相だったのか!」と、納得。うまくだまされたというか。伏線もうまくておもしろかったです。
あと、文章がきれい。
電車で読んでいて、思わず携帯にメモった。
見渡すかぎりの薄の原は、夕闇に浸って暗く沈んでいるように見える。それでも時折ふと風が立つと、薄の穂が白く蘇って、夜目に波頭が翻るように、闇を一条の帯に剥いでどこまでも流れていく。
他にも読んでみたいと思い調べたら、古いけど『黄昏のベルリン』というミステリ大賞受賞作があったので、読んでみようと思いました。
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夕萩心中 (光文社文庫 れ 3-5) 著者:連城 三紀彦 |
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